2017年(MBC)20話
脚本:パク・ヘジン
演出:ノ・ドチョル
主な登場人物・キャスト
ユ・スンホ | イ・ソン | 世子 |
キム・ソヒョン | ハン・カウン | 役人の娘 |
エル(キム・ミョンス) | イ・ソン | 賎民、世子の影武者 |
ホ・ジュノ | テモク | 辺首会の首長 |
ユン・ソヒ | キム・ファグン | テモクの孫娘 |
全体のあらすじ
架空の朝鮮王朝。影の組織「辺首会」の首長テモク(ホ・ジュノ)が国を牛耳り、王は辺首会の言いなりになっていた。王子が誕生すると、王は辺首会に水の利権を渡し、世子の命を守るため、世子に仮面をつけて育てる。
16年後、成長した世子イ・ソン(ユ・スンホ)は、自分が何故仮面をつけて生きなくてはならないのか理由を探るため、身分を隠して王宮を出る。そこで、聡明な娘カウン(キム・スヒョン)と、自分と同じ名の賎民イ・ソン(エル(キム・ミョンス))に出会う。
正義感の強い世子イ・ソンは、民たちが水を手に入れることさえままならず苦しんでいるのを知り、衝撃を受け、辺首会を破滅させなければと立ち上がる。しかし、世子の未熟な行動のために、カウンの父が犠牲になり処刑されてしまう。
賎民イ・ソン(エル(キム・ミョンス))は、仮面をつけて世子に成り代わり、世子は頭領となって仲間を作り、辺首会を倒すため計画を進める。
頭領とカウンは互いに慕い合うようになるが、カウンは頭領が世子であることを知らず、自分の父を殺した世子に復讐しようという思いを秘めていた。世子は、自分の未熟さのためカウンの父を死なせてしまったという思いから自分が世子であることを明かせずにいた。
辺首会の言いなりになった影武者のイ・ソンは、一方的にカウンに想いを寄せ、だんだんと世子に対して敵対心を持つようになっていく。
いっぽう、辺首会の首長テモクの娘であるファグン(ユン・ソヒ)は、世子に想いを寄せ、自分の命を懸けて世子を守ろうとしていた。
感想
歴史ドラマはこのところ見始めても途中で面白くなくなってしまってリタイアしてしまうケースが続いていたのですが、この「君主」は久々にハマりました。ストーリーが面白く、緊張感があり、最後まで惹きつけられました。
主演のユ・スンホが成熟した表現力を見せてくれていて素晴らしかったです。あの子役の子が今や若手実力派の筆頭となりました。
影武者を演じたINFINITのエルくんの演技も想像以上に良かったです。俳優キム・ミョンスとして、今後の活躍に期待です。
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