2016年(KBS)20話
脚本:イ・ギョンヒ
演出:パク・ヒョンソク
原題:함부로 애틋하게(ハムブロ エッツッタゲ)
主な登場人物・キャスト
キム・ウビン | シン・ジュンヨン | 韓流トップスター |
ペ・スジ | ノ・ウル | ドキュメンタリーPD |
イム・ジュファン | チェ・ジテ | KJグループ総括企画本部長 |
イム・ジュウン | ユン・ジョンウン | KJグループ社外取締役 |
中盤までのあらすじ
ウル(スジ)は、図々しくて、俗物中の俗物のような女性プロデューサー。だが、本来の彼女は、正義感に燃える熱い女性だった。父をひき逃げ事故で亡くし、権力によって真実を隠ぺいされ、その後、自分自身も事故にあって死にかけ、世の中を信じることができなくなってしまっていた。彼女は権力の前では卑屈になり、長いものには巻かれるような人生を歩んでいた。
いっぽう、ジュンヨン(キム・ウビン)は、カリスマ性を持つ韓流最高のトップスター。だが、彼は初めは芸能人になるつもりではなかった。女手一つで彼を育てた母の自慢の息子になろうと、母の願い通りに検事を目指していた。だが、ある事件が起こり、ジュンヨンの人生は一変する。検事になる道を諦め、芸能界に入り、わがままなトップスターとなっていた。
ジュンヨン(キム・ウビン)とウル(スジ)は高校時代に淡い恋心を抱きあっていた。10年の時が経ち、わがままなトップスターと厚顔無恥なプロデューサーとして再会したジュンヨンとウルは、ドキュメンタリー番組の撮影を通じて顔を合わせるようになる。
その頃、ジュンヨンは病気で余命宣告を受けていたが、最後の時が来るまで誰にも知られずに過ごそうとしていた。そして、ウルを愛し始め、自分の命ある間にするべき事を決意する。
予告編
感想
私の好きなイ・ギョンヒ脚本家の作品。
第1話では、ウル(スジ)のあまりに厚顔無恥な言動に、ヒキました(^^;)このドラマ、見続けられるかな~と不安がありましたが、第2話、3話と進むうちにだんだんとストーリーに引き込まれていきました。
最初にどーんと衝撃的に現在の二人の性格描写がされるんですが、その後、たびたび時間が戻って、二人が何故そんなふうになったのかが少しずつ説明されていくんですね。見進めるうちに、やはりイ・ギョンヒさんならではの脚本だな~と感じるようになりました。「ごめん、愛してる」や「サンドゥ、学校へ行こう」にも共通する、主人公が「愛のために生きる」ことが軸になってるかなと思います。終盤はかなり涙しました。
スジちゃん、演技は…?という印象だったのですが、これまでのスジ像をひっくり返されました。凄まじい演技を自然体で演じていてビックリしました。キム・ウビンも好感度アップ。
ほほえみ度 | ★ |
ウルウル度 | ★★ |
トキメキ度 | ★★ |
ハラハラ度 | ★★ |
感動度 | ★★ |