恋するムービー

4.5

2025年(Netflix)10話
演出:オ・チュンハン
脚本:イ・ナウン
韓国語タイトル:멜로무비(メロムービー)
Netflix独占配信

主な登場人物・キャスト

俳優名 役名 役柄
チェ・ウシク コ・ギョム 映画エキストラ→評論家
パク・ボヨン キム・ムビ 映画助監督→監督
イ・ジュニョン ホン・シジュン ギョムの友人、作曲家
チョン・ソニ ソン・ジュア シジュンの恋人→脚本家
キム・ジェウク コ・ジュン ギョムの兄
チャ・ウミン ウ・ジョンフ ムビの幼なじみ
キム・ヒジョン カン・ヨンジュ ムビの母
キム・ヨンウン パク・サンシク バーの店長

序盤のあらすじ

コ・ギョム(チェ・ウシク)は、レンタルビデオ店の上階に住み、子どもの時から映画を見放題の環境で育つ。26歳になり、俳優になろうとオーディションを受ける。

キム・ムビ(パク・ボヨン)は、高校生の時に映画助監督の父が事故で亡くなり、映画が何よりも大事にしていた父への複雑な思いから、映画業界に足を踏み入れていた。

ギョムは、エキストラとして参加した作品で、助監督を務めるムビと出会う。ギョムはムビのことが気になり近づこうとするが、人から注目されるのを嫌うムビは、ギョムを避けるようにしていた。

しかし、自分も本当はギョムに惹かれていることに気づいたムビは、ある日、自分からギョムにキスをする。こうしてお互いの気持ちを確かめ合った直後、突然ギョムはムビの前から姿を消してしまう。

映画界から突然消えてしまったギョムに何があったのか、行方もわからず悶々とするムビだったが、5年が経ち、ようやく彼のことを忘れ、映画監督となった。

そして、ムビが初監督を務めた映画の舞台挨拶に立った客席に、突然ギョムが評論家として現れ、ムビに質問を投げかける。

予告編

『恋するムービー』予告編 – Netflix
『恋するムービー』ティーザー予告編 – Netflix

感想

映画界をテーマとしたこのドラマ、全10話ですが1本の映画を観たような感覚です。私好みの素敵なドラマでした。ロマンスコメディでもあり、感動ヒューマンドラマでもあります。

チェ・ウシクとパク・ボヨン、二人とも実力派で私のお気に入りの俳優です。演技に余裕が感じられました。

メインの二人の恋愛の展開にやきもきもしますが、並行して描かれる、二人の友達の恋愛模様も良かったです。特に、作曲家のシジュンを演じるイ・ジュニョン、役どころの心情を感性豊かに演じていて、また一人素晴らしい役者さん見つけ~という感じです。

このドラマの一番のポイントは、何と言ってもキム・ジェウク演じる、ギョムのお兄さんのエピソードです。お兄さんの人生観、弟への思い、そしてギョムの兄への思いに涙を誘われました。

ほほえみ度
ウルウル度 ★★
トキメキ度 ★★
ハラハラ度
感動度 ★★★

皆さんの評価

4.5/5 (12)

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