花様年華

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2020年(tvN)16話
脚本:チョン・ヒヨン
演出:ソン・ジョンヒョン
原題:화양연화(ファヤンヨヌァ)

主な登場人物・キャスト

俳優名 役名 役柄
ユ・ジテ ハン・ジェヒョン ヒョンソングループ会長の婿
イ・ボヨン ユン・ジス シングルマザー
ジニョン(GOT7) 過去のジェヒョン 法学科の大学生、学生運動家
チョン・ソニ 過去のジス ピアノ科の大学生
パク・シヨン チャン・ソギョン ジェヒョンの妻
ヒョンソングループ会長の娘
キム・ヨンフン イ・セフン ジスの元夫、弁護士
イ・テソン チュ・ヨンウ ジェヒョンの後輩で
ジスの大学の同期

序盤のあらすじ

1993年、大学のピアノ科に在学するユン・ジス(チョン・ソニ)は、検事長の娘で裕福な家庭のお嬢様。いっぽう、大学の法学科に在籍するハン・ジェヒョン(GOT7 ジニョン)は、中核メンバーとしてデモに参加する日々を送る学生運動家。

ジスとジェヒョンは学生運動の現場で出会う。巻き込まれて負傷したジスをジェヒョンが助け、自分のハンカチで止血して治療してくれたのだった。純粋で一途なジスは、正義のために情熱的に戦うジェヒョンの姿に惚れ、積極的にアプローチする。最初はジスに対して冷たくあしらっていたジェヒョンだったが、少しずつ心を開いていき、二人は愛し合うようになる。

時は過ぎて2020年の現在。二人はあまりにも違う人生を生きていた。ジェヒョン(ユ・ジテ)は大企業ヒョンソングループの会長の婿となり、冷徹な事業家となっていた。いっぽう、現在のジス(イ・ボヨン)は、一人息子を育てるシングルマザーとなり、ピアノ演奏やスーパーでのアルバイトをして貧しいながらも前向きに精いっぱい日々を生きていた。

そんな二人が、それぞれの息子を有名中学校に通わせる保護者として再会する。すべてが変わった状態で再会したジェヒョンとジスは、最も輝いていた時代の自分と向き合っていく。

予告編

「花様年華~君といた季節~<ノーカット字幕版>」 6/14(月)~女性チャンネル♪LaLa TVで放送!

感想

落ち着いた雰囲気の大人のラブストーリーです。毎話毎話、味わい深く視聴しました。好みが分かれるかもしれませんが、私はお気に入りのドラマの一つとなりました。

現在の二人のストーリーと並行して大学時代の二人のストーリーが進んでいきます。過去に愛し合っていた二人が何故離れ離れになってしまったのか、二人の人生に何が起きたのかが少しずつ明かされていきます。

映像も綺麗で、音楽も素敵でした。特にジスがいつもピアノで弾くアンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」という曲。この曲を聴いただけでウルウルきてしまいます。

現在の二人、ユ・ジテとイ・ボヨンはさすがベテランという演技でしたが、大学時代の二人も素敵でした。GOT7のジニョンくん、注目株です。

古い私は「花様年華(かようねんか)」と言えば、ウォン・カーウァイ監督の有名な香港映画を思い浮かべますが、今の時代ではBTSなんですね^^「花様年華」という言葉の意味をはっきり知らなかったので調べてみました。「花が蕾から開花して枯れていくように、人間も年齢とともに形も変わっていく」という意味で、人生で最も輝いている青春時代のことを指すこともあるということです。

ほほえみ度
ウルウル度 ★★
トキメキ度 ★★
ハラハラ度
感動度 ★★★

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