アスダル年代記

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2019年(tvN)18話
演出:キム・ウォンソク
脚本:キム・ヨンヒョン/パク・サンヨン
原題:아스달 연대기(アスダル ヨンデキ)
Netflixオリジナル

主な登場人物・キャスト

チャン・ドンゴン タゴン アスダルの連盟長の長男、
アスダルの英雄
ソン・ジュンギ ウンソム
サヤ
人間とネアンタルの混血
ウンソムの双子の兄
キム・ジウォン タニャ ワハン族の氏族母の後継者
キム・オクビン テアラ ヘ族の部族長の娘、タゴンの恋人
パク・ヘジュン ムベク デカン部隊戦士
パク・ビョンウン タンビョク タゴンの腹違いの弟
チュ・ジャヒョン アサホン ウンソムの母、アサの通訳
ユ・テオ ラガズ ウンソムの父、ネアンタル
唐田えりか カリカ モモ族のシャバラ
キム・ソンチョル
イプセン アゴ族、ウンソムに救われる
コ・ボギョル チェウン アスダルの医者の娘
アン・ヘウォン ヌンビョル チェウンの妹
ニックン ロティプ ネアンタル
ソン・ジョンホ イスルブ ネアンタル

中盤までのあらすじ

仮想の大陸 ”アス”とその始まりの都市である“アスダル”を舞台に繰り広げられる韓国初の古代人類史を描いた物語。

人間はネアンタルに対し、共に一つの国を作ろうと交渉を持ちかけるが、交渉は決裂し、人間とネアンタルの間で大戦争が起こる。人間は、戦争に勝利するが、その後もネアンタルの反乱を恐れ、アスダルの英雄タゴン(チャン・ドンゴン)率いる部隊により、ネアンタル狩りを続ける。

そんな中、人間のアサホンとネアンタルのラガズとの間に双子のウンソムとサヤ(ソン・ジュンギ)が生まれる。双子の兄サヤはタゴンに連れ去られる。母アサホンは、ウンソムを守るために、アスダルの地から逃れ、イアルクの地を目指す。幼いウンソムを連れて10年間かかってようやくイアルクの地にたどり着くが、大怪我のため亡くなってしまう。

ウンソムは、イアルクの住民達ワハン族に育てられる。ウンソムは混血であるためイアルクの住民達から疑いの目を向けられながらも逞しく成長する。ワハン族の氏族母の後継者であるタニャ(キム・ジウォン)という少女も、ウンソムとサヤと同じ日に同じ星の運命を持って生まれていた。タニャとウンソムは、家族のような存在として一緒に仲良く育つ。

平和に暮らしていたワハン族だったが、ある日突然セニョク族に襲われ、捕らわれて、アスダルに奴隷として連れて行かれる。ウンソム(ソン・ジュンギ)は、奴隷となって過酷な労働を強いられるが、ワハン族の人達を救うためには自分が力を持つことが必要と考え、過酷な試練を乗り越えて大きな存在になろうとする。いっぽうタニャ(キム・ジウォン)は、アスダルの地でタゴン(チャン・ドンゴン)と出会い、タゴンが王となるために必要な人物として扱われる。

予告編

『アスダル年代記』- ティーザー予告 – Netflix [HD]

予備知識

アスダル年代記に出てくる部族など

▶セニョク族
軍事を司る。
人口も一番多く、軍隊を率いて力で制圧する。
サンウン:アスダルの部族連盟長
タゴン(チャン・ドンゴン):サンウンの息子でアスダルの英雄
タゴンは、大戦争を勝利に導いてアスダルが都市国家として繁盛する軸を築き、権力の頂点に立つことになる。

▶フィンサン族
祭事を司る。
アスダルの8つの神をすべて祀る大神殿を主管する。
アサロン:アスダルの祭儀と祭礼を主催する大祭官で部族長
アサホン(チュ・ジャヒョン):アサ家の一員でウンソムとサヤ(ソン・ジュンギ)の母

▶ヘ族
青銅を作る技術を持つ。
海を渡って移住してきたアスダルでは新しい部族。
優れた技術力を武器にしてアスダルで生き残るために努力した。
ミホル:ヘ族の部族長
テアラ(キム・オクビン):ミホルの娘
テアラの関心は権力にのみあり、タゴン(チャン・ドンゴン)の恋人となり、タゴンを王にすることにより、自分の欲望を満たそうとする。

▶ワハン族
アスダルの地と「大黒壁(絶壁)」と「涙の海」で隔てられたイアルクの地に住んでいる人間。
アスダルと同じ言語を使う。
タニャ(キム・ジウォン):ワハン族の氏族母の後継者
タニャは、巫女(シャーマン)であり、代々「精霊の踊り」を引き継いでいる。

▶ネアンタル
人間とは違い、ずば抜けた身体能力を持つため、人間に恐れられている。
夜でも目が見える。血が青い。
「月の平原」があるアトゥラドで主に狩猟をしている。

▶イグトゥ
人間とネアンタルの混血
希少な存在。血が紫色。背中に模様がある。
ネアンタルには及ばないが、人間とは違う身体能力を持っている。
ウンソムとサヤ(ソン・ジュンギ):アサホンとネアンタルの混血
ウンソムは、一度見た動作はすぐに覚えることができる能力を持ってる。
普通人間は夢を見れないが、ウンソムは夢を見ることができた。

以下はパート3に出てくる部族

▶モモ族
カリカ(唐田えりか):モモ族のシャバラ

▶アゴ族
イプセン(キム・ソンチョル)

感想

NETFLIXの独占配信です。スケールの大きな素晴らしい作品でした。ドラマという枠を超えています。ストーリーも映像も世界的な映画のレベルだと思いました。

これまでにない、まだ国ができる前という時代の物語。1話冒頭から、美しい風景とそのスケールの大きさに引き込まれました。メイキングで少し見たのですが、世界のあちこちで撮影された実写との合成CGということ。その技術に感嘆しました。

チャン・ドンゴン さすがです!カリスマ溢れる存在感!オーラがハンパない!この英雄役できる俳優、チャンドンゴン以外に考えられません!

ソン・ジュンギ 一人二役(双子)を演じてるのですが、一つの役が勇敢で逞しい人物像なのに対し、もう一役が美しくて妖艶な魅力の持ち主で、その二役のギャップが素晴らしいんです!これまで数々の出演作を見てきましたが、今作で演技の実力レベルの高い俳優だと初めて感じた気がします。それと、ソン・ジュンギさん、声がセクシーという新しい発見もあり♡

キム・ジウォンちゃんは、ほんとに可愛い!綺麗です!演技も良かったです。

キム・オクビンさんも綺麗で、悪女を素敵に演じてました。

この主要キャストの4名は他の俳優じゃ考えられないと思えるベストキャストだったと思います。
出演者がとても多いドラマで、ベテラン俳優も多数出演されてますが、それぞれに良かったです。

しいて難を言えば、登場人物が多すぎて、誰がどの部族でどういう人物なのか、部族間の関係や人間関係などがわかり辛かったです。予備知識を入れてから見たほうがすーっと入っていくかもしれません。

パート1~3まであるのですが、パート3のラストが、”これから始まる”というシーンでの終わり方だったので、シーズン2が作られることを期待しています。

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ウルウル度
トキメキ度
ハラハラ度
感動度
脚本演出追加点

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