2018年(tvN)16話
演出:キム・チョルギュ
脚本:チョン・ソギョン
主な登場人物・キャスト
イ・ボヨン | カン・スジン | 鳥類研究者 |
ホ・ユル | キム・ヘナ(ユンボク) | 小学1年生 |
イ・ヘヨン | チャ・ヨンシン | スジンの義母、女優、 |
ナム・ギエ | ナム・ホンヒ | スジンの産みの母、理髪店主 |
イ・ジェユン | チョン・ジノ | ヨンシンの主治医 |
コ・ソンヒ | シン・ジャヨン | ヘナの母親 |
ソン・ソック | イ・ソラク | ジャヨンの交際相手 |
チョン・ヘジン | カン・イジン | スジンの義妹 |
コ・ボギョル | カン・ヒョンジン | スジンの義妹、新聞記者 |
中盤までのあらすじ
渡り鳥の研究をしているスジン(イ・ボヨ ン)は、海辺の小さな小学校に臨時教師として勤め、そこで、クラスメイトからいじめられている少女ヘナ(ホ・ユル)と出会う。ヘナは、母親の交際相手から虐待を受け、母ジャヨン(コ・ソンヒ)もそれを放置していた。
ある日、夜の町を徘徊するヘナを見つけたスジンは、ヘナを放っておけなくなる。スジン自身も幼い頃に虐待を受け、心の傷を抱え、心を閉ざして生きてきたのだった。そして、これまで感じたことのない母性が自分の中に生まれていることに気づいたスジンは、ヘナを守るため母親のもとから連れ出し、自分がヘナの母となって2人で生きていくことを決意する。そしてスジンは、誘拐犯として警察に追われる身となる。
感想
日本で松雪泰子と芦田愛菜ちゃんが共演したドラマのリメイク版。日本版と韓国版は大筋は同じですが、細かな部分やラストが違うということ。私は日本版は見てないのですが、日本版を見た方は、両版の違いを感じるのも面白いかもしれませんね。
不幸な幼少期を過ごしたスジンは、ヘナを守り、母娘として生きることによって母性に目覚めるのですが、同時に、自身の娘としての幼少期を救うことに繋がっていきます。ヘナと逃亡する過程で、スジンは思いがけず産みの母と再会し、母が自分を捨てたという事に最初は憤りますが、ショックによって失われていた幼少期の記憶が徐々に甦り、母を理解するようになっていきます。また、育ての母とも再会し、関係を修復することになります。
ヘナを演じるユルちゃんが驚くほど素晴らしい演技を見せてくれています。でも脚本的なことですが、8歳の子の行動や気配りの仕方としては、あり得ないほど大人過ぎると思いました。
ほほえみ度 | |
ウルウル度 | ★ |
トキメキ度 | ★ |
ハラハラ度 | ★★ |
感動度 | ★★★ |