2024年(JTBC)16話
演出:オ・ヒョンジョン
脚本:ペク・ソヌ
原題:닥터슬럼프(Doctor Slump)
Netflix独占配信
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
パク・ヒョンシク | ヨ・ジョンウ | 整形外科医 |
パク・シネ | ナム・ハヌル | 麻酔科医 |
ユン・パク | ピン・デヨン | 整形外科病院長、 ジョンウの大学同期 |
コン・ソンハ | イ・ホンラン | ハヌルの友人、麻酔科医 |
チャン・ヘジン | コン・ウォルソン | ハヌルの母 |
ユン・サンヒョン | ナム・パダ | ハヌルの弟 |
ヒョン・ボンシク | コン・テソン | ハヌルの叔父 |
オ・ドンミン | ミン・ギョンミン | ジョンウとハヌルの先輩医師 |
序盤のあらすじ
高校時代の同級生、ジョンウ(パク・ヒョンシク)とハヌル(パク・シネ)は、成績1位を競うライバル同士で、お互いに敵対視して何かと競い合っていた。二人は別々の医大に進学する。
それから10年後、ハヌルは麻酔科医として大学病院で多忙な日々を送っていた。教授に論文を奪われるなど理不尽な目にあい、ストレスで体調を崩し、腹痛で倒れてしまう。
一方、ジョンウは整形外科医として開業し、長官賞を受賞し、ユーチューブでも人気者のスタードクターとして富と名誉を手を入れて活躍していた。
しかし、ある日、ジョンウが執刀したマカオから来た患者の手術中に、不可解な出血多量が起こり、患者が亡くなってしまうという事故が起こる。
医療ミスと報道され、裁判で身に覚えのない罪をきせられ、多額の違約金と慰謝料を支払うことになったジョンウは、これまで積み上げてきたものすべてを失うことになる。
一方、ハヌルは自分の感情に違和感を感じ、心療内科を受診し、うつ病と診断される。思いがけない診断に驚き放心状態で自宅に帰ったハヌルは、自宅の屋上でジョンウに出会う。
自宅を売り払い、先輩に紹介されたジョンウの引っ越し先は、ハヌルの家の屋根部屋だったのだ。こうして、高校時代の憎きライバルの二人は10年ぶりに再会する。
最初は何かといがみ合っていた二人だったが、うつ病を癒すために仕事を辞めたハヌルと、医療事故で職を失ったジョンウは、勉強のためにこれまで遊べなかったことを一緒にしたり、お互いを思いやり、励まし合う友達同士になっていく。
予告編
感想
青春、医療、ロマンス、家族愛、ミステリー、いろんな要素が詰め込まれたラブコメです。
私個人的に、好みのドラマでした。
1話ごとに、前半大笑いしたかと思えば、後半は涙したりと、いろんな感情を味わせてくれるドラマです。
二人はうつ病、PTSDというメンタルスランプを経験しますが、お互いに心の支えとなることで、スランプを克服していくプロセスが描かれています。
最終話の後半、ストーリーのまとめのような作り方が好きです。メインの登場人物たちがそれぞれ、幸せに向かっていってる様子が描かれ、心が和まされます。
このドラマは、ラブコメというだけでなく、「成長ドラマ」です。それぞれの成長が描かれていて素敵でした。
最終話の「この先不幸なことが起きても、それに打ち勝っていける強さを身に付けた」という台詞が胸に焼き付きました。
二人で日の出を見るシーン、二人の人生の暗い夜に陽が昇って明るい朝が来たことが象徴されていて、どんな人生にも陽が昇る時が来るっていうメッセージを受け取りました。
ハヌル(パク・シネ)の家族が愛おしいです。お母さんも、弟のパダも…。ジョンウ(パク・ヒョンシク)は家族に恵まれなかったけど、ハヌルと一緒に生きるから大丈夫だよね…。ジョンウの先輩への複雑な思いに泣けました。
ロケ地が、ここ、あそこだ~とわかる場所が多いのも個人的に上がりました。
心に大切にしまっておきたいドラマです。
ほほえみ度 | ★★ |
ウルウル度 | ★★ |
トキメキ度 | ★★ |
ハラハラ度 | ★★ |
感動度 | ★★ |