2021年(tvN)12話
脚本:イ・ウンミ
演出:ハン・ドンファ
原題:나빌레라(ナビレラ)
Netflixオリジナル
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/jp/title/81403966
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
パク・インファン | シム・ドクチュル | バレエ初心者のおじいさん |
ソン・ガン | イ・チェロク | バレーダンサー |
ナ・ムニ | チェ・へナム | ドクチュルの妻 |
ホン・スンヒ | シム・ウンホ | ドクチュルの孫娘 |
チョ・ボクレ | シム・ソングァン | ドクチュルの末息子 |
キム・グォン | ヤン・ホボム | チェロクの元サッカー部仲間 |
チョ・ソンハ | イ・ムヨン | チェロクの父親 |
キム・テフン | キ・スンジュ | チェロクのバレエの先生 |
ユン・ジヘ | ウン・ソリ | バレエスタジオの教授 |
序盤のあらすじ
原作はDaumの同名ウェブ漫画。70歳でバレエを始めたドクチュルと、バレリーノを目指す若者チェロクの交流を描いた感動ヒューマンドラマ。
チェロクは高校時代サッカー部だったが、監督だった父は体罰の罪を問われて服役する。犯罪者の息子として非難を受け、サッカーを諦めたチェロクは、偶然バレエの公演を見てバレエにの魅力にひかれ、バイトをしながらバレエの練習生となる。
郵便配達員を引退した70歳のドクチュルは、老人ホームで暮らしていた友人が「最後の瞬間だけは幸せになりたい」というメッセージを残して自らこの世を去り、衝撃を受ける。亡くなった友人の「夢を叶えたかった」思いに触れ、自分が幼い頃から胸に秘めていた夢を思い出す。それはバレエだった。
ドクチュルは、生きている間に夢だったバレエの舞台に立ちたいと、バレエスタジオを訪ね「バレエを学ばせてほしい」とお願いする。最初は面食らったバレエの先生だったが、ドクチュルを受け入れ、チュロクにレッスンを担当させ、ドクチュルにはチュロクのマネージャーを担当させる。こうして、おじいさんドクチュルと若者チュロクのバレエを通じた奇妙な関係が始まる。
最初は猛反対をしていたドクチュルの家族たちだったが、ドクチュルの情熱に負けて夢を受け入れるようになる。そしてドクチュルの家族や周辺の人達は、ドクチュルを応援するとともに、それぞれの生き方を見直していく。
予告編
感想
とても感動できる素敵なドラマでした!
序盤は、幼い頃からの夢だったとはいえ、70歳のおじいさんがバレエを始めるなんて、ほんとにできるの?ってビックリしましたが、バレエの練習を重ねるうちに、だんだん形ができていってカッコよく見えてきました。
最初は「チッ!」って感じでおじいさんに対して生意気な態度をとっていたチェロク(ソン・ガン)も、おじいさんの情熱や優しさに心を動かされ、二人の信頼関係が築かれていきます。
最初は反対したり冷ややかな目で見ていた家族や周囲の人達も、おじいさんのバレエを応援するようになります。そんな一人一人の心の動きも描かれているのが良かったです。
「完璧な状態は一生こないから、たとえ準備が不十分だとしても思い切って飛び込むんだ」というおじいさんの言葉が印象的でした。
おじいさんの生き方を見て、視聴者も「自分が本当にやりたいこと」「自分が幸せになれること」について考えさせられたのではないでしょうか。
個人的な話になりますが、私自身、おじいさんの歳には少々負けてますが、その歳で?というようなこの歳で(笑)この春から、自分がやりたかった仕事を始めたところです。仕事中は年齢を忘れてますが、オフになると「この歳でやっていけるかな…」と思うことがあります。でも、若い頃はあんまり考えなかったけど、この歳になると考えるんですよ。自分が人生の最期を迎える時、「自分の人生は幸せだったな。本当にやりたいことができた人生だった」って思いたいって。やりたいことができなかった人生だったって悔やみたくはないじゃないですか。そういう自分の今の思いや状況とシンクロするかのように出会ったこの作品。おじいさんの生き方に勇気をもらえました。
最近Netflixドラマの出演が立て続けに続いている人気急上昇中のソン・ガン。私は他の出演作は見ていなくて、この「ナビレラ」がお初なんですが、人気なのが頷けました。ただのイケメンではありませんでした😊
終盤は、悲しみではなく感動の涙涙の展開になります。
ほほえみ度 | ★ |
ウルウル度 | ★★ |
トキメキ度 | |
ハラハラ度 | ★★ |
感動度 | ★★★★ |