2020年(tvN)16話
脚本:クォン・ヘジュ
演出:ユ・ジェウォン
原題:하이바이,마마!(ハイバイ、ママ!)
Netflixオリジナル
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
キム・テヒ | チャ・ユリ | 交通事故で亡くなった主婦 |
イ・ギュヒョン | チョ・ガンファ | ユリの夫、胸部外科医師 |
コ・ボギョル | オ・ミンジョン | ガンファの後妻 |
ソ・ウジン | チョ・ソウ | ユリとガンファの6歳の娘 |
シン・ドンミ | コ・ヒョンジョン | ユリの親友、居酒屋店主 |
オ・ウィシク | ケ・グンサン | ヒョンジョンの夫、精神科医師 |
キム・ミギョン | チョン・ウンソク | ユリの母 |
パク・スヨン | チャ・ムプン | ユリの父 |
中盤までのあらすじ
チャ・ユリ(キム・テヒ)とチョ・ガンファ(イ・キュヒョン)は、5年の交際を経て結婚。二人は幸せな結婚生活を送り、生まれてくる赤ちゃんを楽しみに待っていた。
そんなある日、ユリは交通事故に遭い、胸部外科医師の夫であるガンファが勤める病院に運ばれるが、ユリが反射的に守ったお腹の赤ちゃんは助かるが、ユリは亡くなってしまう。
ユリが事故で病院に運ばれた時、夫のガンファは病院で他の手術をしていて、ガンファが駆け付けた時には、すでにユリは亡くなっていた。ガンファは自分がユリの手術をできなかったことを悔やみ、自分のせいでユリが亡くなったのだと苦しみ、それがトラウマとなってその後手術ができない診療だけする医師となっていた。
一人でソウを育てながら亡くなったユリを想い、落ち込んだ日々を送っていたガンファだったが、5年が経ち、新しい恋人ができ、オ・ミンジョン(コ・ボギョル)と再婚する。ソウの新しい母となったミンジョンは、ソウに愛情を注ぎ、懸命にソウを育てていた。
いっぽう亡くなったユリは、亡くなってから娘と夫のことが気になりあの世に行けずに、幽霊となってガンファと娘ソウをそばで一部始終を見守っていたのだった。
ある日、ソウが幽霊を見れるために危険な目に遭う出来事が起きる。ユリは自分が幽霊になったせいだと神様に恨み言を喚きちらす。その翌日、なんとユリは、幽霊ではなくなり人間として生き返っていた。ユリは、49日間この世で転生裁判されることになったのだった。
生き返って元の場所(ガンファの妻でソウの母親)に戻ることができればそのまま生きれるが、元の場所に戻れなければ49日後にまた死んでしまうという。再婚して新しい家庭を築くガンファと娘ソウの前に姿を現すユリ…。果たして、ユリは元の場所に戻れるのか戻れないのか…。
予告編
感想
見終わりました!キム・テヒの5年ぶりのドラマです。Netflix限定配信。近頃「愛の不時着」「梨泰院クラス」など人気ドラマで話題のNetflixですが、この2作に続く新作がこの「ハイバイ、ママ!」
素敵な幽霊系のファンタジードラマです。幽霊系はあまり得意でない私なのですが、このドラマは面白かったです!!笑えて感動していっぱい泣けて心温まるドラマでした。
特に私が泣けたのは、12話ラストの、夫のガンファが「生き返ったユリが実は亡くなってからずっとそばにいた」という事実を知り、涙するところ。ユリが亡くなってからどん底に陥って過ごす日々、ユリに会いたくて会いたくて泣く日々、そんな自分をずっとそばで見ていたんだ、、って泣きますよそれは😢
これまでのキム・テヒの出演作で一番の彼女のはまり役だったと思います。知的で天真爛漫なキャラも彼女の本来の性格に近いのではないかなと、勝手ながら感じています。ご自身も二人のお子さんを出産されたので、自然に役にはまれたんじゃないでしょうか。
メインキャストの皆さんも、見る前はぴんと来なかったのですが、見てみたら、お馴染みの演技に定評のある俳優さん揃いでした。夫のガンファを演じるイ・ギュヒョンさんは「秘密の森」で印象に残っています。演技の幅のある俳優として、これから期待して見てみたいと思いました。
【追記】この後に、「刑務所のルールブック」を見ました。イ・ギュヒョンさん、やっぱりすごい!!演技力のある俳優ですね。
幽霊と言っても、おどろおどろしくなく人情味があってユーモラスに描かれていたのが良かったです。ユリの仲間のそれぞれに訳アリの幽霊さん達、、その一人一人の事情にはさらっと触れられているだけでしたが、一人一人のもっと突っ込んだストーリーが語られても面白かったかなと思います。
ユリが、死んで初めてわかったこと。「死ぬ」ということは、自分だけの問題ではなく、家族や親しい人達の人生に大きく関わることだと…。死んでから後悔しても何もできないので、生きている間に、悔いが残らないように、愛する人達に想いを伝えたり愛のある態度で接したりしておかなくては…と考えさせてもらえました。
ほほえみ度 | ★★ |
ウルウル度 | ★★★ |
トキメキ度 | ★ |
ハラハラ度 | ★ |
感動度 | ★★ |