ハイド・ジキル、私

2015年(SBS)20話
演出:チョ・ヨングァン
脚本:キム・ジウン
韓国タイトル: 하이드 지킬, 나(ハイド・ジキル、ナ)
別タイトル:ジキルとハイドに恋した私

hidejikil

主な登場人物・キャスト

ヒョンビン ク・ソジン
ロビン
ワンダーランド常務
(ソジンのもう一つの人格)漫画家
ハン・ジミン チャン・ハナ サーカス団団長
ソンジュン ユン・テジュ カン博士の一番弟子で催眠専門医
イ・スンジョン クァク・ヨンチャ ソジンの秘書
シン・ウンジョン カン・ヒエ ソジンの主治医で精神医学博士
ヘリ ミン・ウジョン ロビンに片想いをする女子大生

全体のあらすじ

国内最大級のテーマパーク、ワンダーランドの常務ソジン(ヒョンビン)は、他人には無関心な冷徹な御曹司。 心臓が弱く、発作が起きると記憶を失い、もうひとつの人格ロビンが現れるという悩みを抱えている。

ある日、ソジンは、ワンダーランド所属のサーカス団を廃止すると宣言したことから、女性団長ハナ(ハン・ジミン)と対立する。

主治医のカン博士から「病気を直す方法を見つけた」と連絡が入り、ソジンは病院へ向かうが、ハナとともに何者かに襲われて発作を起こしてしまう。そしてソジンはもう一つの人格ロビンに変身し、ハナを救出する。意識が戻ったソジンは、5年ぶりにロビンが現れたことを知り愕然とする。

ソジンのもう一つの人格であるロビンは、ソジンとは正反対の性格で、困っている人がいたら助けずにはいられない、明るく優しい青年。5年間出現していなかったが、これをきっかけに出現するようになり、昼間はソジン、夜はロビンとして活動するようになる。

自分を助けてくれたロビンをソジンの双子の弟だと思い込んでいるハナ。ロビンとハナは恋に落ちる。

感想

主人公が解離性同一性障害を患うこのドラマ、韓国では放送が始まったのが、主人公が同じ障害を持つ「キルミー・ヒールミー」の2週間後ということ。それで、2つの作品は比較され「キルミー・ヒールミー」に軍配が上がった感じになり、ずいぶんといろいろ言われてしまったみたいですね~何故に同じ時期に同じテーマのドラマが重なったのでしょうね?

同じ障害ですから、過去に悲しい秘密があるところなど、もちろん似ているところはあるのはあるのですが、ドラマの系統は違って「キルミー・ヒールミー」のほうはコメディ色が強く、「ハイド・ジキル、私」のほうはロマンス色が強く、それぞれの良さがあるので、どちらが面白いかは見る人の好みによると思うのですよね。私はどちらもそれぞれに面白く見ました。

ヒョンビンが二つの人格を演じるわけですが、別々の二人の人間が存在するような錯覚をするほど見事に演じ分けていたと思います。
これまで優しい性格の役が多かったソンジュンが悪役を演じているのも見どころです。

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