2022年(Netflix)6話
演出:キム・ホンソン
脚本:リュ・ヨンジェ
原題:종이의 집:공동경제구역(チョンイェ チプ:コンドンキョンジェクヨク)
原題直訳:紙の家:共同経済区域
Netflix独占配信
Netflix視聴ページ:https://www.netflix.com/jp/title/80997343
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
ユ・ジテ | 教授 (パク・ソノ) |
強盗団のリーダー カフェのオーナー |
キム・ユンジン | ソン・ウジン | 警察庁危機交渉チーム長 |
パク・ヘス | ベルリン | 強盗団の現場指揮 刑務所脱獄犯 |
チョン・ジョンソ | トーキョー | 強盗団、軍隊出身 |
キム・ジフン | デンバー | 強盗団 元アスリートファイター |
イ・ウォンジョン | モスクワ | 強盗団 デンバーの父親 |
イ・ヒョヌ | リオ | 強盗団、ハッカー |
チャン・ユンジュ | ナイロビ | 強盗団、詐欺師 |
パク・ミョンフン | チェ・ヨンミン | 統一造幣局の局長 |
イ・ジュビン | ユン・ミソン | 統一造幣局の経理担当 |
イ・シウ | アン・キム | アメリカ大使の娘 |
中盤までのあらすじ
世界的に人気を博したスペインの原作ドラマ「ペーパー・ハウス」を、2025年の南北統一直前の韓国という架空の設定でリメイクされている。
終戦を宣言した韓国と北朝鮮は、完全な統一前に共同経済区域を建設し、統一貨幣を印刷する造幣局を設立する。皆が豊かになると思われた貨幣改革だったが、現実には金持ちだけがより金持ちになる世界になっていた。そんな現実を打破しようと、教授(ユ・ジテ)と呼ばれる天才的な戦略家が造幣局占拠を企て、様々な能力を持つ韓国出身と北朝鮮出身の人たちで強盗団を結成する。
お面で顔を隠した強盗団は、造幣局の職員や見学に来ていた高校生を人質にとって造幣局に立てこもる。現場指揮を担当するベルリン(パク・ヘス)は、人質を韓国出身と北朝鮮出身に分ける。彼らの目的は造幣局で4兆ウォンという巨額のお札を印刷して盗むこと。犠牲者を出さないことが教授のルール。
警察庁は韓国の交渉専門家ソン・ウジン(キム・ユンジン)と北朝鮮の特殊要員出身とで南北合同対応チームを構成して事件解決にあたる。
教授の表の顔はカフェのオーナー。自宅の部屋で造幣局の内部をカメラで見て、強盗団の面々と電話で連絡を取っていた。交渉専門家のウジンは、家族の問題も抱えながら強盗人質事件を担当する中、唯一安らげるのはカフェのオーナーとのひと時だった。まさかオーナーが事件を企てている張本人だとは思いも寄らず…。二人は恋愛関係に発展していくのだった…。
予告編
感想
6月に公開されるやいなや世界的に話題を呼んだNetflixオリジナルドラマ。赤いユニフォームの集団から「イカゲーム」が連想され、「イカゲーム」のような系統のドラマなのかな~という想像をして、視聴を躊躇していました。(実は「イカゲーム」が苦手なのです。)
ですが、ちょっとどんな感じか最初の方だけ見てみようと見始めたら、面白くてひきこまれ、2日間で一気に見てしまいました。
「イカゲーム」はどんどん人を殺していくのが嫌だったのですが、「ペーパー・ハウス・コリア」では、強盗はするが人は殺さないのが前提。そして、強盗団だけど人間味のある人たちで、人質との心の交流や、ロマンスも生まれます。
出演俳優は女性陣はあまり馴染のない人が多かったですが、男性陣はお馴染みの俳優が多く、まずは教授演じるユ・ジテ。この人はイケメンという感じではないんですが、ユ・ジテが出演するとその作品がワンランクアップする気がします。
ベルリン演じるパク・ヘス。遅咲きの俳優さんですが、「刑務所のルールブック」で注目され「イカゲーム」で人気急上昇。
このドラマで女子に人気なのは、デンバー演じるキム・ジフンだろうなと思います。ほらね、言ったでしょ~^^♪というのは、前出演作「悪の花」を見た時、変身にビックリ!「彼の役者としての転機となるのではないかと思います。」とわたし言ってましたが、思った通り、ロン毛で眼がギラギラ、純粋でちょっとおバカな役。良い味出してました^^ この路線変更で、彼の役者人生面白くなってきました。ってずいぶん上からな感じでごめんなさい(^^;
このドラマ、シーズン2があります。シーズン1のラストはあまりにも「To Be Continue」な終わり方でした。あまり待たせないで早くシーズン2をお願いしたいです。
ほほえみ度 | ★ |
ウルウル度 | |
トキメキ度 | ★ |
ハラハラ度 | ★★★★ |
感動度 | ★ |