2019年(MBC)32話
演出:キム・サンヒョブ
脚本:イン・ジヘ/ソン・ハヨン
原題:어쩌다 발견한 하루(オチョダ パルギョンハン ハル)
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
キム・ヘユン | ウン・ダノ | 心臓病を持つ女子高生 |
ロウン | ハル | 出席番号13番のエキストラ |
イ・ジェウク | ペク・ギョン | A3の一人、ダノの婚約者 |
ナウン | ヨ・ジュダ | 漫画の設定ではヒロイン |
キム・ヨンデ | オ・ナムジュ | A3の一人、漫画の設定では主人公 |
チョン・ゴンジュ | イ・ドファ | A3の一人、ジュダに片想い |
イ・テリ | チン・ミチェ | ミステリアスな学食の料理人 |
ユン・ジョンフン | イ・ジュファ | ダノの主治医 |
中盤までのあらすじ
ダノ(キム・ヘユン)は、幼い頃から心臓病を患っている、裕福な家庭で育った天真爛漫な女子高生。
同じクラスのギョン(イ・ジェウク)は、幼い頃からダノとは親しい仲だが、父親の思惑によりダノと婚約者となり、そんな父親への反発のため、ダノに対して冷たい態度をとっていた。
そんなある日、ダノは、幻聴や幻覚、瞬間移動、記憶を失ったり、未来が見えたりと、不思議な感覚に襲われるようになる。
そして、ミステリアスな学食の料理人に、驚くべき事実を知らされる。この世界は少女漫画「秘密」の中の世界で、自分たちは漫画の中の登場人物であり、作家によって与えられた役割を演じ、与えられた台詞を言ってるだけだというのだ。自我の芽生えた者だけが漫画の外の世界の記憶を持つのだという。
ダノは、自分が漫画の世界の小さな役でしかないことを知り、作家が描く筋書きのまま心臓病で死ぬのは嫌だ、ストーリーを変えて、思いのままに生きたいと思うようになる。
そんな時、ダノは、予見では大怪我をするはずだったシーンで、顔も名前もわからない男子学生に助けられて、大怪我をせずにすむ。ダノはその男子が自分の運命を変えてくれる鍵となる人だと探しまわる。
やっと見つけた彼は、ダノと同じクラスの出席番号13番で、名前もつけられていないエキストラだった。ダノはそんな彼にハルという名前をプレゼントする。名前をつけられてから、ハルも自我が芽生え、自らの意思で動き出す。ダノとハルは惹かれ合っていく。
ダノは、ミステリアスな料理人に「運命は変えられない。名前の無い者に名前をつけ、その者が動き出すと、すべてが壊れて大変なことになる」と忠告を受ける。
ダノの婚約者ギョンは、ハルに惹かれるダノのことが気になるようになり、自分の本心を自覚するようになり自我に目覚める。そして、ギョンとハルとダノとは、少女漫画「秘密」の中だけでなく、その前作の時代ものの漫画の登場人物としてから因縁を持つ関係だと知る。
ストーリーは、「ステージ」(漫画に載る世界)と「シャドウ」(漫画には載らない世界)を繰り返して進んでいく。果たして、ダノとハルは運命を変えられるのか?
予告編
感想
学園ものだと思って、スルーしていたドラマでした。「恋慕」からロウンが気になり始めた私、次作を見る前に以前の出演作を見てみようと思って見始めたのでした。
見てみたら、単なる学園ものではありませんでした。漫画の世界の登場人物達のオンとオフの世界という画期的なストーリー。面白くて引き込まれました。笑いあり、トキメキあり、終盤は泣けました。
でも、32話は長かったです。途中ちょっと辛かったです。同じような話の繰り返しがあってもたつき感があったので、その辺をコンパクトにまとめて20話くらいにすれば、すーっと見れて評価も上がったんじゃないかと思います。
ほほえみ度 | ★ |
ウルウル度 | ★★ |
トキメキ度 | ★★ |
ハラハラ度 | ★ |
感動度 | ★ |