2020年(OCN)12話
脚本:パク・ガヨン
演出:リュ・スンジン
原題:트레인(トレイン)
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
ユン・シユン | ソ・ドウォン | 〈A世界〉強力班チーム長 〈B世界〉麻薬中毒の刑事 |
キョン・スジン | ハン・ソギョン | 〈A世界〉検事 〈B世界〉刑事 |
シン・ソユル | イ・ジョンミン | 〈A世界〉科学捜査隊鑑識要員 〈B世界〉科学捜査隊鑑識要員 |
イ・ハンナ | オ・ミスク | 〈A世界〉刑事課長 〈B世界〉刑事課長 |
チョ・ワンギ | ウ・ジェヒョク | 〈A世界〉ドウォンの後輩刑事 〈B世界〉ドウォンの同僚刑事 |
キム・ドンヨン | キム・ジヌ | 〈A世界〉ドウォンの後輩刑事 〈B世界〉殺人事件の容疑者 |
ペク・ジェウ | カン・ジュニョン | 〈B世界〉ドウォンの後輩刑事 |
チェ・スンユン | ソク・ミンジュン | 〈B世界〉精神科医 |
序盤のあらすじ
愛する女性を失った刑事が、並行世界(パラレルワールド)で、12年前の殺人事件の真相を解明するために奔走するサスペンスアクション。
12年前、ソギョンが帰宅すると父親が殺されていて、ドウォンの父親もひき逃げにより亡くなる。それから12年、刑事となったドウォン(ユン・シユン)は、検事となったソギョン(キョン・スジン)を見守り続けていた。ソギョンの父親を殺害した犯人がドウォンの父親だったのだが、刑事課長により事実は伏せられた。ドウォンはソギョンを愛しながらも、罪悪感のため苦悩し見守るしかなかった。
廃駅となったムギョン駅で白骨化した遺体が発見され、連続殺人事件として捜査に乗り出したドウォンとソギョン。廃線のはずの線路に列車が現れ、ソギョンは何者かに撃たれて殺されてしまう。
絶望したドウォンは、ソギョンの亡くなった廃線で命を絶とうとしたその時、目の前に列車が現れ、列車の中に亡くなったはずのソギョンの姿を見つける。列車に飛び乗ったドウォンは、そこに自分と同じ顔をした、殺人容疑で追われるもう一人のドウォンを見る。そして、ソギョンと同じ顔をした刑事が現れ、ドウォンは殺人の容疑者として連行される。
ドウォンが入り込んだ並行世界には同じ人物が存在するが、人間関係や状況は異なっている。ドウォンは、微妙に異なる世界で12年前の殺人事件の真相を追って奔走する。
ハイライト映像
感想
昨年から今年にかけては、現在生きている世界と違った世界が存在するという、パラレルワールドもののドラマがいくつかありました。その代表格となるのは、ザ・キング:永遠の君主でしょうか。ザ・キングのストーリー構成は複雑で理解するのが難しかったところもありましたが、今作品「トレイン」は構成はシンプルでわかりやすいです。
ザ・キングなどのパラレルワールドものはファンタジー系のカテゴリーに入れていたのですが、今作品「トレイン」は、殺人事件の解明を軸としたサスペンス要素が強く、ファンタジー要素はあまりありません。
同じ名前で同じ顔の同じ人物(同じキャスト)がもう一つの世界では違った生き方をしているのが面白かったです。生きる上で選択をする時が多数ありますが、選択が違ったことで生き方が変わり、関わる人の生き方も変えてしまうということですね。
何よりも、主演のユン・シユンの一人二役の演じ分けが素晴らしかったです!彼が実力派の俳優であることを実感させられました。
ほほえみ度 | |
ウルウル度 | ★ |
トキメキ度 | ★ |
ハラハラ度 | ★★★ |
感動度 | ★ |