製パン王キム・タック

3.5

2010年(KBS)30話
脚本:カン・ウンギョン
演出:イ・ジョンソプ

主な登場人物・キャスト

ユン・シユン キム・タック パルボンベーカリーの製パン職人
チュウォン ク・マジュン コソン食品の後継者
ユジン シン・ユギョン タックの幼なじみ
イ・ヨンア ヤン・ミスン パルボンベーカリーの孫娘
チョン・グァンリョル ク・イルチュン コソン食品会長、タックの実父

あらすじ

大手製パン会社会長とその家の使用人の間に生を受けた子供、キム・タック。一方、会長の妻が秘書と関係を持ち、生を受けた子供、マジュン。

キム・タックは母と2人で密かに貧しい暮らしをしていたが、明るく前向きに育っていく。パン工場で父と偶然再会したことがきっかけで、一旦母と別れ父の家に引き取られるが、その後、タックの母は会長の秘書の企みで拉致され、行方不明になってしまう。キム・タックは家を出て母を捜しながらひとりで生きていき、12年がたつ。

母を捜し続ける中、パルボンベーカリーに流れ着き、その店で働くことになったキム・タック(ユン・シユン)。その店には、会長の息子マジュン(チュウォン)も、技術を得るために弟子入りしていた。キム・タックとマジュンは、パンの技術に、恋に、後継者争いにと対抗することになる。

感想

韓国ではなんと瞬間最大視聴率は58.1%という驚異的な数字を出した作品。
面白かったのですが、私的には、そこまで引き込まれる作品でもなかったです。

キム・タックとマジュンを演じる若手新人俳優さん2人、どちらも、いろんな役どころができそうな俳優さんなので、これからの作品に期待します。

一つ気になったのが、タックとマジュンの恋のお相手の女性を演じるユジンさんのこと。ユジンさんといえば、今までたくさんの作品で名演技を見せてくれたベテランの女優さん。今回も、純粋でありながら陰を持つ二面性を持った女性という難かしい役を見事に演じてるのですが、若手俳優さん二人の恋の相手としてはベテランすぎて?何だかしっくりこなかったです。もっと若い女優さんが演じていれば…とそこがとても気になって、私的にはこの作品のマイナス要因になってしまったかもしれません。

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