キルミー・ヒールミー

4

2015年(MBC)20話
演出:キム・ジンマン
脚本:チン・スワン/キム・デジン

killmehealme

2015年(MBC)20話
演出:キム・ジンマン
脚本:チン・スワン/キム・デジン

主な登場人物・キャスト

チソン チャ・ドヒョン スンジングループの一人息子。多重人格障害
ファン・ジョンウム オ・リジン 精神健康医学科レジデント
パク・ソジュン
オ・リオン リジンの双子の兄で天才推理小説家
キム・ユリ ハン・チェヨン ドヒョンの初恋の相手

中盤までのあらすじ

チソン演じる主人公チャ・ドヒョンはスンジングループの一人息子でIDエンターテインメントの副社長。一見何不自由なく育ち、あらゆる才能に恵まれているようだが、秘められた幼い頃の辛い出来事が原因で解離性記憶障害(多重人格障害)を患っている。

ファン・ジョンウム演じるオ・リジンは精神健康医学科レジデント。オ・リオン(パク・ソジュン)と双子の兄妹として育てられ、天真爛漫な性格だが、本人も知らない出生の秘密があり幼い頃の記憶が無い。

アメリカ留学から帰国したチャ・ドヒョンとオ・リジンは偶然出会い、リジンはドヒョンの主治医となる。リジンはドヒョンの次々と現れる人格と奮闘しながらドヒョンの苦悩に寄り添い、次第にドヒョンに心を寄せていく。

【ネタバレ】ドヒョン以外の6つの人格

シン・セギ…人格たちのリーダーで出現頻度が最も高い。クールでワイルド、反社会的で暴力的。
フェリー・パク…田舎訛りでお調子者。海とお酒が好きな40代の男。
アン・ヨソプ…自殺願望を持つ詩の好きな17歳の少年。
アン・ヨナ…ヨソプの双子の妹でアイドル好きの女子高生。
ナナ…クマのぬいぐるみを抱く7歳の少女。
ミスターX…最終話に初めて現れる。リジンの実の父親をイメージした人格。

感想

昨年から今年にかけて、精神疾患ものが多いですね。「大丈夫だ、愛だ」も、精神科医と患者という関係でのロマンスでしたが、あちらはシリアスで愛について掘り下げた作品だったのに対して、こちらはコミカルな面を前に出し、愛については軽いタッチの作品です。

見どころは何と言っても、チソンさんの七変化!これまでの出演作品では、真面目で優等生といったイメージが強かったチソンさんですが、今作品では、7つの人格を演じることで、セクシーだったりお調子者だったり女の子だったりと、幅広い演技力を見せてくれました。7つの人格を演じ分けるのは難しいとは思いますが、演技者としては挑戦してみたい魅力ある役どころではなかったかと思います。

中盤まではいろんな人格出現を楽しんで見ていましたが、終盤は二人の幼少期の辛い出来事が解明され、思いがけず壮絶な展開となります。
リジンの兄リオンを演じるパク・ソジュンさん。ちょっとミステリアスなキャラをキュートに演じていました。注目している俳優さんです。

ほほえみ度
ウルウル度
トキメキ度
ハラハラ度
感動度

皆さんの評価

4.53/5 (171)

あなたの評価を5段階でお願いします