2010年(SBS)60話
演出:ユ・インシク
脚本:チャン・ヨンチョル/チョン・ギョンスン
主な登場人物・キャスト
イ・ボムス | イ・ガンモ | ファン・テソプの部下 →ハンガン建設を創業 |
パク・サンミン | イ・ソンモ | ガンモの兄、 チョ・ピリョンの腹心の部下 |
ファン・ジョンウム | イ・ミジュ | ガンモの妹、家政婦 →バスの車掌→歌手 |
パク・ジニ | ファン・ジョンヨン | ファン・テソプの娘、 万宝建設の社長に就任 |
チュ・サンウク | チョ・ミヌ | 万宝建設幹部 |
キム・スヒョン | ソンモの少年時代 | |
ヨ・ジング | ガンモの少年時代 |
全体のあらすじ
1970年、釜山。12歳のガンモ(ヨ・ジング)は貧しいながら、両親と兄妹と共に幸せに暮らしていた。そんなある日、金塊密輸の情報を知った軍保安部隊長チョ・ピリョンは、金策に奔走する万宝建設社長ファン・テソプを誘い込み金塊奪取計画を実行する。何も知らず計画に巻き込まれてしまったガンモの父は、ピリョンに射殺されてしまう。兄ソンモ(キム・スヒョン)は事件を目撃したことから命を追われる身となり、幸せだった一家は逃亡を余儀なくされる。途中で母は事故で命を落とし、兄妹は生き別れになってしまう。
その後、ソウルで靴磨きをしながら一人で生きていたガンモは、客として出会ったテソプの危機を救ったことから一家に引き取られる。学校にも行くようになるが、同じクラスになったピリョンの息子ミヌはガンモを見下し、二人は対立していく。一方、逃亡中に米軍に助けられたソンモは、そこで皮肉にも再会したピリョンの信頼を得て部下となり、復讐の機会を窺っていた。
成長後、テソプの仕事を手伝いながら、大学生になったテソプの娘ジョンヨンに密かに想いを寄せるガンモだったが、ジョンヨンはミヌと政略結婚をさせられることになる。
その頃、ソンモはピリョンの忠実な部下として仕えるかたわら、行方不明の弟ガンモと妹ミジュの捜索を続けていた。孤児院で育ったミジュは歌手を夢見ながら大陸建設会長の家の家政婦となっていた。やがて、ソウル市地下鉄建設工事入札に絡んで、万宝建設と大陸建設がライバルとなり、ガンモとミジュ、そしてソンモは互いが捜し求める兄妹だと知らぬまま顔を合わせる。(公式サイトより)
感想
長編で見るのにちょっと根気がいりましたが、途中で飽きることはなく、大作を見終わったという達成感がありました。
子供時代を演じるのは、「太陽を抱く月」のキム・スヒョンがサンモを、「イルジメ」の子供時代のヨ・ジングがガンモを、「善徳女王」の子供時代のナム・ジヒョンがジョンヨンをと、子役ながらも豪華なキャスト。大人になってからのキャストももちろん名優揃いで、特にガンモを演じるイ・ボムスの演技が印象的でした。悪役チョ・ピリョンを演じたチョン・ボソクも、これほど憎らしい人間はいないと思わせるような名演技。この作品の後に撮った「僕の心が聞こえる?」では、これほど純粋で優しい人間はいないという180度違った役どころを演じてるのも面白いです。
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