2023年(KBS)16話
演出:カン・スヨン
脚本:ペク・ソヨン
原題:어쩌다 마주친, 그대(オチョダ マジュチン クデ)
U-NEXT独占配信
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
キム・ドンウク | ユン・ヘジュン | ニュースキャスター |
チン・ギジュ | ペク・ユニョン | 出版社の編集者 |
ソ・ジヘ | スネ | 高校3年生 ユニョンの母(1987年) |
イ・ウォンジョン | ヒソプ | 高校3年生 ユニョンの父(1987年) |
チ・へウォン | ミスク | スネの同級生(1987年) |
チョン・ガヒ | イ・ジュヨン | 教育実習生 |
ホン・ナヒョン | ギョンエ | スネの姉 |
チョン・ジェグァン | ヨヌ | 理事長の息子 |
チョン・シネ | チョンア | ボンボン喫茶店の店長 |
序盤のあらすじ
ニュースキャスターのユン・へジュン(キム・ドンウク)は、ある日、トンネルに止められた古い車を見つける。車の中にはタイムマシーンの使用説明書があり、へジュンは好奇心で古い車を運転してみる。
タイムマシーンで自分の1年後に起こることを知ったへジュンは衝撃を受ける。ウジョン里連続殺人事件の犯人として服役しているのは本当の犯人ではないと確信したへジュンは、真犯人を突き止めるべく、事件が起きた1987年のウジョン里に向かう。
一方、出版社の編集者をするペク・ユニョン(チン・ギジュ)は、人気作家コ・ミスクのパワハラとクレームに苦しめられていた。家では、アル中で無能な父親と、そんな父親に尽くす母親に苛立ちを感じていた。
ある日ユニョンは、道で出会った母親に、きびしい言葉を投げかける。その夜、母親が自殺してしまう。驚き悲しむユニョンは、現場に向かう。家から遠い、ウジョン里という聞いたことのない場所だった。何故ここで?
フラフラと歩くユニョンは、いきなり現れたへジュンが運転する車(タイムマシーン)にぶつかる。気が付くと、そこは1987年のウジョン里だった。
そこで高校3年生の母スネと父ヒソプに出会ったユニョンは、母が父と結婚さえしなければ未来の母はあんなことにはならないと思い、二人の仲を裂こうとする。
タイムマシーンの車が壊れて、修理できるまで現在の世界には戻れない。ヘジュンとユニョンは、母スネの家の向かいの家に住むことになる。
ユニョンと母のスネと友達として仲良くなっていく。スネは読書家で小説も書く才能ある少女だった。父のヒソプは、ギターが好きな純朴な青年だった。若い頃の両親のことを全く知らなかったユニョンは愕然とするばかりだった。何故、両親はあんなふうになってしまったのか?
殺人事件が起きることを知っているへジュンは、事件が起きることを阻止するため、また、真犯人を突き止めるために奮闘する。
やがて、へジュンとユニョンの二人は、ただ偶然出会って1987年のウジョン里に来たのではなく、二人の目標が繋がっていることに気づいていく。
予告編
感想
U-NEXTであれこれつまみ食いしていて出会ったこのドラマ、面白くて引き込まれていきました。
タイムスリップものですが、行ったり来たりするような複雑なことは無く、ただ過去の世界に行くだけなので、わかりやすかったです。
事件の真相を追っていくサスペンスものです。誰が真犯人なのだろう?という興味に引かれて次々と見ていきました。真犯人がわかった時はちょっと衝撃でした。
キム・ドンウク、年を重ねるほどに良い感じの味のある俳優になってきたと思います。「その男の記憶法」でもニュースキャスター役だったせいか、ニュースキャスターが似合う俳優っていう印象があります。
チン・ギジュは、「初対面だけど愛してます」ではコミカル演技の腕を見せてくれましたが、このドラマでは、サバサバ感が好感を持てました。
若い頃のユニョンの父を演じるイ・ウォンジョン、「偶然かな。」から注目している若手俳優です。現在23歳ということ。私が注目した若手俳優さんは、だいたい後に大人気俳優になります(笑) 今後の活躍に期待。
ユニョン、ヘジュンが、それぞれ過去の自分の親と出会い、真実を知ることで、自分の心の傷を癒すと同時に親への温かい気持ちを抱くところが感動ポイントでした。
ほほえみ度 | ★ |
ウルウル度 | ★ |
トキメキ度 | ★ |
ハラハラ度 | ★★★ |
感動度 | ★★ |