2023年(SBS)16話
演出:ユ・インシク/カン・ボスン
脚本:カン・ウンギョン/イム・ヘミン
原題:낭만닥터 김사부(ナンマンダクト キムサブ)
Disney+独占配信(Disney+にてシーズン1~3配信されています)
主な登場人物・キャスト
俳優名 | 役名 | 役柄 |
ハン・ソッキュ | キム・サブ (プ・ヨンジュ) |
トルダム病院外科科長 |
アン・ヒョソプ | ソ・ウジン | トルダム病院外科医 |
イ・ソンギョン | チャ・ウンジュ | トルダム病院胸部外科医 |
シン・ドンウク | ペ・ムンジョン | トルダム病院整形外科医 |
ソ・ジュヨン | ユン・アルム | トルダム病院応急医学専門医 |
ユン・ナム | チョン・インス | トルダム病院応急医学専門医 |
キム・ミンジェ | パク・ウンタク | トルダム病院男性看護師 |
チン・ギョン | オ・ミョンシム | トルダム病院看護師長 |
イム・ウォニ | チャン・ギテ | トルダム病院行政室長 |
キム・ジュホン | パク・ミングク | コサン大学病院外科医 |
パク・ヒョジュ | シム・ヘジン | コサン大学病院麻酔専門医 |
ヤン・セジョン | ト・インボム | トルダム病院の元医師 |
ユ・ヨンソク | カン・ドンジュ | トルダム病院の元外科医 |
イ・シニョン | チャン・ドンファ | 新入り医師:一般外科専攻医 |
イ・ホンネ | イ・ソンウン | 新入り医師:胸部外科専攻医 |
イ・ギョンヨン | チャ・ジンマン | 胸部外科専門医、ウンジュの父 |
中盤までのあらすじ
シーズン2から3年後のトルダム病院を舞台に、ドクターキム・サブ(ハン・ソッキュ)の下で働く若手医師の成長と葛藤が描かれます。
コサン大学病院の分院であるトルダム病院は、設備も満足に無い片田舎の病院だが、交通事故をはじめとした外傷者が多く運ばれてくる。
主人公のキム・サブは、かつてはコサン大学病院で神の手を持つ医師と言われながら、ある事件を機にコサン大学病院を追われ、今は浪漫ドクター キム・サブとして、トルダム病院で忙しく患者たちの治療に携わっている。
トルダム病院には様々な問題を抱える若手医師がやってくるが、キム・サブはそんな若手医師たちが自らの力で成長できるようにさり気なく指導しサポートする。
シーズン3では、キム・サブの長年の夢だったトルダム病院外傷センターがいよいよ設立され、病院ビジネスと政治家との関わりの問題が絡んでくる。大学時代のライバル医師チャ・ジンマン(イ・ギョンヨン)が外傷センター長に就任するが、キム・サブと医師の使命や患者に対する姿勢の相違が描かれる。
予告編
感想
いろんな要素が詰まった素晴らしいドラマです。本物の医師とは何か?医師が目指す姿について考えさせられます。キム・サブは医師の理想像です。人間的にも素晴らしく、現実の医療の世界では理想論とされてしまうかもしれませんが、ドラマの世界ですから、キム・サブの姿が医療の世界において心の礎になればと思います。
医療ドラマでありながら、ちょこちょことロマンスが挟み込まれていて、その匙加減が素晴らしいと思います。シーズン2から3年経ち、アン・ヒョソブとイ・ソンギョンのロマンスが進展してるのかしてないのかも楽しみにしていましたが、いい感じで進展しており、二人の恋愛模様が可愛く描かれています。
この二人が、医師としても3年の間の成長が目覚ましく、トルダム病院を担う医師として頼もしい姿を見せてくれています。アン・ヒョソブは、キム・サブから医療の技術的な面だけでなく、精神面においてもキム・サブから多くのものを受け継いでおり、第二のキム・サブかのような姿を見せてくれています。
シリーズものは、シリーズが進むごとに面白くなくなっていく傾向がありますが、キム・サブについては、シーズン1→シーズン2→シーズン3とどんどん面白くなっていってます。脚本は全シーズン、カン・ウンギョンさんですが、演出は、シーズンごとに違う方です。その辺も関係しているのかなと思います。
未視聴の方は、シーズン1から見るよりも、シーズン2から見てシーズン3と進んで、後からシーズン1を見られるのがいいかもしれません。
とにかく、カン・ウンギョンさんの脚本は素晴らしいです!!!カン・ウンギョンさんが脚本を書かれたこれまでのドラマはすべて視聴しているのですが、それぞれに違ったタイプのドラマで、実力を持っておられることが覗われます。
アン・ヒョソブは最近どんどんと演技の実力を上げていっているように思います。まだ今のところファンクラブもできていないのですが、今年初の日本でのファンミーティングが開催されることが発表されており、今後どんどん人気が上がっていくだろうことが予感されます。私は、このドラマでファンになってしまいました。これからの彼の活躍を楽しみにしていきたいと思っています。
評価は迷うことなく★5です。
ほほえみ度 | ★★ |
ウルウル度 | ★★ |
トキメキ度 | ★★ |
ハラハラ度 | ★★★ |
感動度 | ★★★ |