2016年(KBS)16話
演出:キム・ヨンジョ
脚本:チョン・ホソン/イ・ミョンヒ
主な登場人物・キャスト
オ・ジホ | モ・フィチョル | クムビの父、詐欺師 |
ホ・ジョンウン | ユ・クムビ | ニーマンピック病を患う10歳の女の子 |
パク・ジニ | コ・ガンヒ | 樹木科学院の研究員 |
オ・ユナ | ユ・ジュヨン | クムビの母、デパート勤務 |
イ・ジフン | チャ・チス | フィチョルの元友人、ヤミ金業者 |
中盤までのあらすじ
両親を知らず、育ててくれた女性からも捨てられた10歳の女の子クムビ(ホ・ジョンウン)。逮捕された詐欺師の父フィチョル(オ・ジホ)を訪ねて法廷に行き、「お父さんと暮らしたい」と訴える。養育のために執行猶予をなったフィチョルはクムビを引き取ることに。最初はクムビを煩わしく思い、施設に入れようとしていたフィチョルだったが、クムビを通じて知り合ったガンヒ(パク・ジニ)に惹かれ、思いとどまる。そして次第に、懸命に生きる健気なクムビに父性を持つようになる。そんな中、クムビがニーマンピック病という難病にかかっていることが発覚する。
感想
感動しました。何よりも、クムビの健気さに胸打たれます。幼いのにしっかりと自分の病気を受け止めているのに驚きです。
クムビに関わった人達が次々と心を入れ替えていくんですね。復讐心に憑りつかれていたチス(イ・ジフン)は、クムビによって本来の優しさを取り戻していき、最初はクムビのことを財産を得る道具と考えていたクムビの母(オ・ユナ)は、クムビと接するうちに母性を取り戻していきます。
クムビを演じる10歳のホ・ジョンウンの演技が素晴らしすぎます!子役の域を超えた立派な役者さんです。
難病に侵され、終盤は病状が進行していくことを覚悟して、泣かずに冷静に見極めようと思っていたのですが、最終話はさすがに涙を禁じ得なかったです。
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