2014年(MBC)52話
演出:ペク・ホミン
脚本:キム・スノク
韓国タイトル:왔다! 장보리(来た!チャン・ボリ)
主な登場人物・キャスト
オ・ヨンソ | ト・ボリ(チャン・ウンビ) | 韓服職人を目指す |
イ・ユリ | ヨン・ミンジョン | ピスルチェ後継者の座を狙う |
キム・ジフン | イ・ジェファ | 検事、ボリの恋人に |
オ・チャンソク | イ・ジェヒ | ジェファの異母弟 ヒョンジグループ事業本部長 後にミンジョンの恋人に |
ソン・ヒョク | ムン・ジサン | ミンジョンの元恋人 後にジェヒの秘書に |
ウ・ヒジン | イ・ジョンラン | ジェファの叔母 |
ハン・スンヨン | イ・カウル | ジェファの妹 |
チェ・デチョル | カン・ネチョン(赤熊) | チンピラ 後にジョンランの恋人に |
ゴニル(超新星) | カン・ユチョン | ネチョンの弟 ヒョンジグループ秘書 |
全体のあらすじ
韓服の名家ピスルチェの後継者をめぐって競うイナとオクス。ある日、イナが車で追ったせいでオクスの車がスリップ事故を起こし、オクスの夫が亡くなってしまう。イナは二人を見捨て、自分は他の場所に行っていたことにする。その時イナの車に隠れて乗っていたイナの娘ウンビは、事故を目撃したショックで失踪し、ミンジョンの母ヘオクが運転する車にぶつかる。目覚めたウンビは記憶を失っていた。ウンビは、ボリという名前で貧しい田舎の家でヘオクの娘として育てられる。
15年後、幼い頃の記憶を失ったボリ(オ・ヨンソ)は、養母ヘオクの食堂を手伝いながら明るく元気に暮らしている。一方、ヘオクの実娘ミンジョン(イ・ユリ)は、貧しさから抜け出したい一心で、身寄りのないふりをしてピスルチェの後継者夫婦に近づき、学費を出してもらい、ピスルチェの養女になろうと画策していた。
ボリは、事故後ピスルチェを離れ一人でひっそりと暮らしていたオクスに偶然出会い、ボリがウンビとは知らぬままオクスに裁縫の才能を見出され、韓服職人を目指すことになる。やがてボリは、自分の実家だとは知らずにピスルチェに足を運ぶことになり、ピスルチェの養女となったミンジョンと対立することになる。
感想
面白かったです!後継者争い、出生の秘密、交通事故、記憶喪失、異母兄弟の確執など、韓国ドラマの定番マクチャン要素がてんこ盛りのドラマです。
たまたまイ・ユリ出演ドラマを3本続けて見ることになったんですが、彼女の演技はすごいです。このドラマで演技大賞を受賞したのも頷けます。母親に対しても元彼に対しても冷酷非情で、野心のために嘘に嘘を重ねて生きる悪女なんですが、何故か憎めず、哀れに感じられました。前々回に見た「福寿草」でのイ・ユリは、まったく逆の立場の「やられる」ほうの役でした。あちらのドラマの悪女役はすごく憎たらしかったです(^^;)
ドロドロな展開の中、ほっとさせられるのがオ・ヨンソとキム・ジフンの前向きカップルのコミカルなやり取り。それとキム・ジフンの叔母さんと元チンピラさんのロマンスも微笑ましかったです(^-^)
そして、娘ビダン役の子の演技が素晴らしい!話してるうちにいつも自然に涙が溢れてくる。あれは演技?本当に泣いてるように見えました。
もうひとり印象的だったのが、ムン・ジサン役のソン・ヒョクさん。娘ビダンに対する接し方がとても優しくて心に迫りました。
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