赤と黒

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2010年(SBS)17話
韓国タイトル:나쁜 남자(ナップン ナムジャ)
演出:イ・ヒョンミン
脚本:キム・ジェウン

主な登場人物・キャスト

キム・ナムギル シム・ゴスク スタントマン、ヘシングループへの復讐を誓う
ハン・ガイン ムン・ジェイン ギャラリーのアートコンサルタント
キム・ジェウク ホン・テソン ヘシングループ次男
オ・ヨンス ホン・テラ ヘシングループ長女
チョン・ソミン ホン・モネ ヘシングループ次女

全体のあらすじ

日韓共同制作ドラマ。韓国での原題は「悪い男」

シム・ゴヌク(キム・ナムギル)は、幼い頃、育ての親から無理矢理引き離され、大財閥海神グループの息子として養子縁組され引き取られたが、突然破談になり家から追い出され、野良犬のように捨てられ、更にその日、迎えに来てくれるはずの育ての両親が交通事故に遭い亡くなってしまう。ひどく傷ついたゴヌクは、施設に引き取られ、海神グループに対する復讐を目標に人生を歩み始める。

年月が経ち、海神グループの会長の末娘ホン・モネ(チョン・ソミン)は、偶然に出会った謎の男ゴヌクに心を奪われ、またモネの姉、長女ホン・テラ(オ・ヨンス)も、ゴヌクの魅力に惹かれていく。

一方、アートコンサルタントのムン・ジェイン(ハン・ガイン)は、財閥後継者と結婚してセレブな生活を手に入れたいという思いで、海神グループの次男、ホン・テソンに近づこうとする。最初ジェインは、モネと親しくしているゴヌクを勘違いしてホン・テソンだと思い込み、偶然を装って近づくが、後に偶然本物のホン・テソンに会うことになる。

テソン(キム・ジェウク)は、海神グループの後継者として何不自由なく生きているが、家族の愛を一度も感じることなく孤独だった。ジェインと出会い、徐々にジェインに愛を感じ始める。
俗物的な狙いでテソンに近づいたジェインだったが、孤独なテソンの心を癒してあげたいという気持ちが芽生え始める。しかし、自分の弱みを知られてしまったゴヌクに対しても、友情以上のものを感じており、二人への思いで葛藤する。
ゴヌクも、ジェインに愛を感じながらも、海神グループを破滅させる目的で、長女テラを怪しい魅力で誘惑し、着々と計画を進めていた。それが最後に自分にとってどんな結果をもたらすかを知らずに…。
赤と黒 キム・ナムギル 「好きだから」 ラムジ

感想

いや~面白かったです!私の好きなドラマ上位にランクイン!
キム・ナムギルとキム・ジェウク、2人のイイ男が出るってことだけでも注目ドラマでしたが、ストーリーが面白くて、毎話毎話、緊張感を持って見ました。

脚本、演出が優れている上に、メインの出演者の演技にもレベルの高さを感じます。
ゴヌクを演じるキム・ナムギルは、「善徳女王」のピダムから気になる俳優さんでしたが、今回、完全にやられちゃいました!仕草とか表情とか、悪い男の魅力をあんなに出せる俳優さんは他にいるでしょうか?ヤバイです!もうただそこにいるだけでセクシーっていうか、体中から悪い男の魅力を発散しているというか(笑)
本当は悪い男じゃないんだけど、純粋な心を持ちながら、不幸な生い立ちによって悪くならざるを得なかった男が持つ「悪い男の魅力」ですよ、あれは。時代劇ですが、ピダムも同じようなオーラを出していました。「がんばれクムスン」の早くに亡くなった旦那さんと同一人物とは思えません。あの時はただの兄ちゃんでした。数年間でナムギルさんはどうやってあんな魅力を身につけたのでしょう?

ジェインを演じるハン・ガインさんも、いくつか出演作品見てますが、今まで私の中ではパッとしたことなかったんですが、今回は、相手の男性を包み込むような、精神的にちょっと大人の女性を好演しています。ジェインに感情移入しましたね~

ゴヌクとジェインは愛し合ってるというか、お互いに魂が呼応し合うような関係だと思います。復讐心なんか捨てちゃえば、ジェインと二人で幸せになれるのに!(涙)

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