未生(ミセン)

3.5

2014年(tvN)20話
演出:キム・ウォンソク
脚本:チョン・ユンジョン
韓国タイトル:미생(ミセン)

misen

主な登場人物・キャスト

イム・シワン チャン・グレ 営業3チームのインターン社員
イ・ソンミン オ・サンシク 営業3チームの課長で、グレの上司
カン・ソラ アン・ヨンイ 資源2チームのインターン社員、グレの同期
カン・ハヌル チャン・ベッキ 鉄鋼チームのインターン社員、グレの同期
ピョン・ヨハン ハン・ソクユル 繊維1チームのインターン社員、グレの同期
キム・デミョン キム・ドンシク 営業3チームの代理
シン・ウンジョン ソン・ジヨン 営業1チーム次長、サンシクの同期

概要

韓国のサラリーマンのバイブルとも言われている、ユン・テホの同名WEB漫画が原作。
「未生」とは囲碁の用語で「まだ生き石にも死に石にもなっていない不確かな存在の石」を意味し、ドラマの登場人物たちが、不確かな存在から生き石になるために、厳しい会社員生活を通し奮闘する姿を描いている。
社会人生活をスタートさせたばかりの新入社員の視点で韓国の現代サラリーマンの姿をリアルに描写し、視聴者の共感を得て韓国で大ヒットドラマとなった。

幼少時代より囲碁の才能を発揮して神童と呼ばれ、囲碁のプロ棋士になることが人生の全てだったチャン・グレ(イム・シワ ン)。しかし26歳で挫折してからアルバイトや日雇いの仕事で食いつないでいたが、コネで総合商社の営業3チームでインターンとして働 くことになる。社会経験も皆無、基本の英語も出来ないグレ。同僚のインターンからは嫌がらせを受け、上司らからは無能と評価される。しかし、グレには囲碁で培った記憶力と集中力、全ての状況を基盤として見ることの出来る策略家としての才能があった。その才能と機転で幾つかの危機を解決し、徐々に上司のオ・サンシク課長(イ・ソンミン)とキム・ドンシク代理(キム・デミョン)の信頼を得ていく。

ある日、インターンを対象に社員採用試験の課題が出され、無能と思われているグレは引き立て役に最適と他のインターン達から次々にパートナーの誘いを受ける。そんなグレが選んだ相手はインターン生の中でも変わり者と評されるハン・ソクユル(ピョン・ヨハン)だった。

感想

主人公グレの配属先のチーム員と同期入社の新人たちの人間関係、それぞれが抱える問題と格闘する姿がリアルに描かれています。今までには無いタイプのドラマだと思います。登場人物がそれぞれ個性的で、どの人物も、こういう人実際にいるいる~と感じました。

このリアル感たっぷりの会社生活のストーリーに嵌った人は本当に面白く見れると思います。でも、このドラマの世界に嵌りきれない人はちょっと辛いと思います。実は私は後者でして、皆が絶賛して視聴するのを横目で見つつ、特に後半は全く気持ちが乗らないまま最後まで視聴しました。なので、一般的には大好評を博したドラマですが、私的おすすめ度は低くなってます。

以前から好評のあるZE:Aのシワンですが、このドラマの主人公グレを演じて大ブレイクとなりましたね。グレの同期を演じるピョン・ヨハン、初めて見たのですが、チャラ男でムードメーカー的なんですが弱い内面を持つキャラをとても上手に演じていて、新人社員の中では演技が際立ってました。映画で活躍されている俳優さんのようで、ドラマ出演は初めてということ。これからドラマでお目にかかりたいものです。

冒頭とラストに差し込まれている中東でのアクションシーン。あれはどういう意味があるんでしょうか?このドラマとはあまりにも違う世界で違和感大有りだったんですが…。

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