ブレイン

2011年(KBS)20話
演出:ユ・ヒョンギ/ソン・ヒョノク
脚本:ユン・ギョンア

主な登場人物・キャスト

シン・ハギュン イ・ガンフン 脳神経外科医
チョン・ジニョン キム・サンチョル 脳神経外科教授
チェ・ジョンウォン ユン・ジヘ 脳神経外科レジデント
チョ・ドンヒョク ソ・ジュンソク 脳神経外科医

全体のあらすじ

大学病院の神経外科を舞台にしたメディカルドラマ。
神経外科医のイ・ガンフン(シン・ハギュン)は、優れた実力を持っているが、患者より名誉と権力を追い野望に燃えるが、現実の壁にぶつかり苦悩する。同時に、子供の時自分の父親の手術を失敗して死なせたとその時の執刀医に復讐心を燃やすのだった。

感想

主演を演じるシン・ハギュンさん!すごいです!目の演技が!人間の心に渦巻くドロドロした感情を顔に表すアクの強い人物をいやらし~く見事に演じています。ストーリーというよりも、このシン・ハギュンの演技に引き込まれていきます。

シン・ハギュンと言えば、映画専門の俳優さんで、映画の名作に数多く出演されていますが、どの出演作でも演技が素晴らしいです。ドラマ出演は少なく、前回のドラマ「プンニョンマンション」では、コメディチックな演技にお腹をかかえて笑わせていただきました。今回のいやらし~い演技を見て、改めてこの方のすごさを認識しました。素でインタビューに答えるハギュンさんを見たことがありますが、演じているさまざまな役柄の雰囲気とはまた違って、さわやかな好青年という感じにお見受けしました。根っからの役者さんですね、この方は。

同僚医師で恋のお相手でもあるチェ・ジョンウォンさんには久しぶりにお目にかかりました。「噂のチル姫」で演じていた自分勝手なプレイガールという役どころが印象的で、そんなイメージを持ってしまっていたんですが、この作品では180度ほど違った地味な女性医師。韓国の俳優さんは皆さんほんとに作品ごとにまったく違ったイメージを見せてくれるので面白いです。

その他、財閥家の娘を演じるキム・スヒョンさん、看護師長のイム・ジウンさんとか、後輩医師のクォン・セインさんとか、私の中で注目株の俳優さんが好演しているのも見所でした。

このドラマでキム教授を演じているチョン・ジニョンさん、「ブレイン」の次の出演作は「ラブレイン」(笑)。チャン・グンソクの30年後であり父親である役どころを演じられます。次の作品での演技もとても楽しみ!

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